上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を行っています

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について

胃カメラで診る(見る)ことができる臓器は主に食道 胃 十二指腸です。
CTやMRIなどの検査でもこれらの臓器は見ることができますが詳しい検査は胃カメラを行わないとわかりません。胃カメラの検査がつらいのはのどを通るときに違和感、異物感でえづいてしまうことです。ほかに胃の中に空気(二酸化炭素)を入れて膨らませたときに胃が張った感じになることです。これらは避けることができませんができる限り胃をぱんぱんにしないように気を付けたり細いカメラで鼻から行うことでかなり改善されたと思います。

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)について

大腸は食べたものが通っていく最後の臓器で120センチから170センチほどあると言われています。普段は蛇腹のようになっておなかの中に納まっている筒の臓器です。食べ物の通り道はCT、MRIなどでは詳しい検査ができないためきちんと診断を付けるには実際に大腸の内側を診る(見る)大腸カメラが必要なります。曲がりくねった蛇腹の中を通りますので患者さんによっては大腸が引き伸ばされたときに痛みを強く感じる方もいます。

当院では鎮静剤(麻酔)を使った内視鏡検査も行っております。以前内視鏡検査で辛い思いをした方や初めての内視鏡検査で怖いという方はご相談ください。ただ、麻酔を使う場合は車の運転は控えるようにお話ししています。送迎や公共交通機関、徒歩などで来院ください。